留萌市豪雪

 記録的な大雪が続いていて深川市でも連日の除排雪作業に市民の皆さんの疲労もピークの状況ではないかと思います。

 そんな中、民主党北海道で『2013年雪害対策本部』が10日設置され、特に豪雪被害を被っている空知留萌管内の第10区総支部対策本部が翌11日、留萌市・増毛町に現地調査に入ったため、道議会議員の北準一幹事長、河合清秀副代表とともに私も同行させていただきました。

 

 留萌市では9日現在、

積雪深 106cm(平年40cm 平年比265%)

降雪量 362cm(平年138cm 平年比262%)

という量で、深川市と比べると少ない状況ですが、日本海側特有の風による影響で雪の溜まり方が場所により大きく変化し、風により低い所に吹き溜まりが出来る状況は道路側面の壁が高くなればなるほどあっという間に道路が深く埋まってしまうということです。

 公共交通ではJR留萌線は3日から8日午前まで全区間運休、8日午後以降も留萌・増毛間は全面運休中。

 沿岸バスの市内線は3日から6日までと8日が運休。9日からは特別ダイヤで減便して運行。9日からは災害時に正規のバス路線以外の通行できる道路を活用した災害特別便を国内初めて運行予定するなど、除雪のできていない道路が多いことによる影響が大きく出ています。

 留萌市役所、留萌振興局で担当部課長からお話を聞きましたが、とにかく何とかしたいが、次々と降り積もる雪と、人員不足には如何ともしがたい状況ではあるが、作業を進める現場では必死の努力を続けていることを何とか住民の皆さんに理解していただくしかないとのこと。

 また、幸いなことに今のところ住民の生命にかかわる事態は起きていないとのことで、今後そのような事態の起きないよう最大限の取り組みを進めていく考えでいること。

 国に対しては是非昨年のような特別交付税措置を確実に実施していただきたいことなどが要望として強くあげられました。

 

 今回の調査の結果をもとに今後、空知管内の状況もあわせ国、道に要請を行っていく予定です。

 

 それにしても、留萌の街の中はものすごい状況でした。

 深川市と比べても、坂道や狭い道が多く一度大雪に見舞われると作業が滞りやすい事情も今回の豪雪被害を助長しているようです。

 

 週明けには北空知管内での現地調査を進めていきます。