この数日間降雪の無い穏やかな日が続いていますが、今年の冬は記録的な降雪が市内の様々な活動の障害になっています。
そんな中、民主党北海道総支部連合会が『2013年雪害対策本部』を10日に立ち上げ、翌11日には留萌振興局、留萌市、増毛町を調査し、さらに22日、空知総合振興局、岩見沢市、深川市の調査を行い、北準一道議、河合清秀副代表と共に訪問・調査させていただきました。
空知総合振興局では武田局長より空知管内の状況をていねいに説明いただき、
・人的被害は、死者4名(岩見沢市3名、芦別市1名)、重傷者25名(内深川市8名)、軽傷者27名
・積雪状況は
岩見沢市 129cm 平年比163%(昨年同日 151cm)
滝川市 89cm 平年比119%(昨年同日 71cm)
芦別市 70cm 平年比135%(昨年同日 45cm)
深川市 119cm 平年比157%(昨年同日 84cm)
夕張市 103cm 平年比117%(昨年同日 126cm)
とどこも平年比を上回っているものの、やはり昨年に引き続き岩見沢市が、さらに深川市の積雪量が多い
・昨年11月8日に空知総合振興局雪害対策連絡会議を設置し各機関との連携強化の体制整備
・除雪機械貸与~深川市に1月16~25日(ロータリー、グレーダー)
・振興局として、市町村と道、国との連携強化に向け調整機能を強化している
岩見沢市では、冒頭、松野市長から概略説明、その後吉成建設部長から説明
・昨年の後手後手に回った教訓を生かし、何とか先手先手に対応を強化、豪雪で厳しい状況にはあるが市民生活への影響を最小限に食い止める努力をしている
・除排雪対策経費は24年度平年ベースの7.9億円だったものを(市道延長1097km、除雪延長956km)、8.8億円増加させ16.7億円にする補正予算を計上予定
・弱者等調査支援で1班3名で16班の職員体制で、2556世帯の調査を12月25~27日、1月15~16日の2回に渡り全戸調査、合計17世帯の侵入路、FF排気筒の除雪支援を実施
深川市では山下市長の概略説明の後、小林主幹と川合補佐から
・1月15日に『深川市豪雪対策本部』の設置
・排雪体制強化で北海道に支援要請(前述)
・重傷者は8名(内60~80歳台が7名)で屋根やハシゴからの落下がほとんど
・直営作業に要する予算補正で3700万円を専決処分
・委託路線経費については今後の状況を踏まえ補正予算の検討をしていく
どの機関も、この数日の好天候で排雪作業が一気に進んでいるところとのことですが、排雪作業をされている方は年末30日から正月3日を休んだ以外は、早朝3時から1日中、土日も休み無しの作業で取り組まれているとのことです。
市民の皆さんからの苦情もものすごい数とのことですが、作業をされている方の状況も斟酌した上での対応をお願いしたいものです。
今年の大雪は今週末にもまた訪れるようですが、大くの降雪にならないことを願うところです。
コメントをお書きください