一般質問が終わりました

 5日、定例会3日目の一般質問が行われ、私も2番目に質問席に立ち6点にわたり質問を行いました。

 

1、災害時の通信網確保について では

 深川市には防災行政無線の同報系無線設備は確保されてなく、緊急時に市民に伝えるすべを持っていません。

そこで、緊急警報対応FMラジオの導入で、ラジオを聴いていなくても自動起動し、他の局のラジオを聴いている時は自動でFM局に切り替わり、緊急情報を知らせることができることから、市内全戸の対応も可能ですし、ローカルFM放送局との連携で防災無線の役割を果たせます。

 ローカルFM局を開設することで、複合的な連絡システムの構築、日常の情報発信ツール確保につながるものと考えます。

 

 緊急警報対応FMラジオの導入とFM放送局の設置の是非について市長の考えを質しましたが、検討していくとの答弁でした。

 

2、2013年度予算執行状況について

3、2014年度予算編成方針について

 

4、消費税増税にあたって財政収支改善項目の見直しについて

 では、

 消費税が来年4月から8%になることに伴い、

5%の時に地方消費税は1%、消費増税により、8%時には、1.7% と、0.7%分が、地方消費税交付金として深川市にとっても税収増となります。(昨年度で2.3億円)

 逆に、負担を強いられる市民の皆さんは、固定資産を持っている方も、軽自動車を持っている方も共通に負担が強まります。

 5年前の収支改善策で、標準税率が固定資産税で1.4%のものを0.05%上乗せした。軽自動車税は2割増しにしています。

 この財政収支改善で断行された増税分を来年の消費増税に合わせて、標準税率に戻すことが必要ではないでしょうか?

 固定資産税という企業にとっては収益が赤字でも黒字でも払わなければならない税が増税されているところに、同じく消費税という赤字企業でも納税義務が生じる状況を少しでも軽減するためにも、来年4月1日から標準税率に戻すことが必要ではないでしょうか?

 軽自動車税も普通自動車税とのバーター改正が取りざたされており、現在の2割増しを残したままでは更なる重税感が広がることになりかねません。

 市内経済の中核となる農業経営においても軽自動車税を納める台数はかなりのもので、その影響は非常に多いと言えることからも、来年4月1日から標準税率に戻すことが必要ではないでしょうか?

 また、地域によって税負担の不公平感が地域によりますます広がっている、都市計画税の課税区域の見直しも合わせて検討を進め、税負担の公平性確保を図るべきと考えますがいかがでしょうか?

 

 という質問に対し、山下市長からはにべもなく、『税収確保のため戻す考えはない』との答弁でしたが、本当にそれでいいのか?との思いを強く持ちました。

 

5、深川市第5次総合計画におけるライスランド構想について

 

6、 2020年東京オリンピック・パラリンピックで

パラリンピック選手団の招致をさらに進めるため、市内宿泊施設や各種施設の バリアフリー化に対する助成制度の強化、創設について、店舗等改修助成制度を拡大するなど

市の施設の老朽化改善対策を兼ねた設備改修、バリアフリー化を進めることについて質問しましたが、各種検討していくとの答弁でした。

 

一般質問は5日で終了し、6日は常任委員会が開かれますが、しっかりと審議していきます。