春闘討論集会

 26日岩見沢市まなみーるで、自治労北海道空知地方本部主催の春闘討論集会が開かれ、その中で前衆議院議員の逢坂誠二氏の講演があり拝聴させていただきました。

 

 『今、地方公務員が求められているもの。現状と課題』という演題で1時間強の講演でした。

 

 主な内容は、

 

・前日の籾井NHK会長の発言は信じられない内容

・NHKの報道内容の異常さは既に始まっている、天皇陛下80歳の誕生日の際のことばで、80年で一番記憶に残っていることとして、先の戦争で多くの国民の犠牲があったことをあげ、その続きに日本国憲法によって平和の日本が築かれてきたことを発言していたが、民法は全て報道したが、NHKは憲法の下りをカットした

・自分の亡くなった父をはじめ、お年寄りの皆さんは何だかんだと言ってもNHKのニュースを信じるもので、NHKの言っていることは正しいと考える方が多くいる

・安倍政権は経済の片棒を担いでいるが、経済と政治は相反するもの

・経済の目的は利益の最大化と活動の拡大化

・地域間格差、個人格差、法人間格差も経済活動は自由

・政治は格差の是正をどうバランスをとるのか?経済のひずみを正すのが役割

・安倍総理はダボス会議でTPPは世界経済のプラスになると演説したが、地域経済や地域の崩壊は何もわかっていない

・公務サービスはマーケットの原理とは違うから、政治の判断が伴う

・北海道知事には、風力・太陽光・地熱・水などなどの新しいエネルギーで自立する考えを持ち、節約ばかりでなく、建物のエネルギー効率を高める取り組みを市町村間で競うなど、楽しみながら新エネルギーシフトを進めるべきで、このような政策は地場の工務店で仕事が出来る地域分散型の政策で、ドイツなどでも立証済み

 

 など多くの内容を話されました。

 

 最後のエネルギー効率を高めるくだりは、深川市でも住宅リフォーム助成制度などで建物の長寿命化を目的に一部始めていますが、もっと大胆にその取り組みを進めることで、民間主導の地域経済発展に公共が下支えする政策につながります。

 知事選を待たずしても、エネルギー問題は一日も早い取り組みの方が効果が上がるので、将来を見据えしっかりと取組みたいと考えます。