入学式

 7日、市内小中学校の入学式が行われ、私は学校区の北新小学校と一已中学校の入学式に出席させていただきました。

 

 午前中の北新小学校では、昨年に続き新入生は4人と非常に少なくなっていますが、どの児童も大きな声で元気に返事をして、40分ほどの式の間、どの子も落ち着いて席についていました。

 

 歓迎の言葉は2年生の3人(1人は残念ながらお休み)で、堂々とした1年生を迎える言葉であいさつし、続いてダンスではかなり難しそうな踊りを長時間にわたって披露していました。

 1年前に緊張感いっぱいだった1年生が、こんなにも成長するものか!と、改めて感動させられました。

 

 北新小学校では2年続いての新入生の減少により、1、2年生が開校初の複式学級となるということです。

 原因は、正確にはわかりませんが、単に少子化というだけではなく、市内での人口流動化もあるのかも知れません。

 

 思いもよらぬ時点での複式学級の導入となっていますが、少人数学級の利点と併せて、子ども達にとってより良い環境での教育が進められるよう願うものです。

 

 午後には、一已中学校の入学式でしたが、こちらは様子が一転、3つの中学校が統合し、多度志、納内、北新、一已4つの小学校から卒業してきた新一年生は90人。

 迎える先生たちも増えていますが、しばらくは統合の影響が出そうな気配です。

 

 そんな中で、新入生代表の安藤さんのあいさつは、

 

・4つの小学校を卒業し、今日一已中学校に入学した

・これまでは13人のクラスメイトだったが、これからは90人も同級生がいる

・不安もあるが、楽しみや希望いっぱい

・上級生の皆さん、先生方、よろしくお願いします。

 

と、とても素直な言葉でメリハリの効いた好感の持てる素晴らしいあいさつでした。

 

 新一已中学校は、深川市529km2の市域のほぼ3分の2を地元とする学校になり、登下校に利用されるスクールバスも5路線と通学時間での生徒たちへの負担も大きくなります。

 子ども達が安心して学校生活が送れるよう、学校、教育委員会も最大限の配慮をお願いしたいと思いますし、地域、保護者、行政もしっかりとサポートして行きたいと考えます。