全道審判委員長会議

 12日、札幌市かでる2・7で、『全道審判委員長会議』が開かれました。

 毎年、年度初めに北海道バレーボール協会審判委員会が開催するもので、前段に『審判委員会合同会議』、後段に『全道審判委員長会議』が持たれ、今年1年間の北海道バレーボール協会運営の中で審判委員会としての方針・計画が決定されます。

 

 今年も小学校、中学校、ヤング、高校、大学、クラブ、実業団、ソフト、ビーチと、多くのカテゴリーで各種大会が予定されており、各大会でのレフェリングの統一性を持たせるための確認や、審判員の育成・強化の議論が持たれました。

 

 北海道には現役で活動している国際審判員が3名いて、先日のプレミアリーグ女子決勝の主審を務められた明井寿江さんは国内女性審判員の中でもトップクラスの評価を得ているなど、素晴らしい活躍をされており、全国的にも北海道は非常に高い評価を受けています。

 その評価は、全道各地区で地道に活動されている審判員の日々の積み重ねに支えられているもので、トップの何人かが頑張れば出来るというものではありません。

 

 このことは、あらゆる組織、団体に言えることだと考えます。

 トップマネジメントは確かに重要ですが、組織全体の底上げ無しにトップを維持することなど不可能なことで、そのために必要な中間層のスキルアップは欠かせません。

 趣味でありボランティアであるスポーツ競技役員ではありますが、組織運営の難しさ、大変さを理解し、支えていく経験はあらゆるところに役に立っていくものと思いますので、そうした仲間をつくっていく事も私たちの役目と考えます。

 

 深川においても今年も多くの競技、大会がありますが、どの競技においても課題や悩みは共通していますので、お互いに支えあいながら取り組んで行きたいと考えます。