第85回メーデー

 1日、深川市経済センターで『第85回深川地区メーデー』が開かれ、労働者およそ130人が一堂に集いました。

 

 メーデー参加者は、それぞれの職場で思いをはせたプラッカードを持ち寄り、前段のプラカード行進では市中を練り歩き、行進終了後には講堂で労働者大会を行っています。

 

 プラカードは46作品と、今年も多くの出展がありメーデーににぎわいを与えてくれましたが、素晴らしい作品の数々はとても素人のものとは思えないようなものもあります。

 

 労働者大会では、山崎実行委員長のあいさつで、大企業の業績が伸びても、その効果は私たちの暮らすこの街までは波及してこない、働く者の生活を豊かにするためにも賃金アップは欠かせないこと、とのあいさつがあり、その後、来賓からのあいさつで私もお話をさせていただきました。

 

 私からは、

・公立高校配置適正化の会議に出席した折、道教委の説明では、生徒の減少に合わせて高校のクラス数や学校数を減らしていく事ばかりで、一クラス35人や30人学級の実現の話はしない

・私たち地域のものが声を大きくして、地域の教育水準確保や子ども子育て支援のために、30人、35人学級の実現をしていかなければ、学校も教員も子ども達もいなくなってしまう

・大企業への手厚い支援よりも、地域の子ども達への支援こそがまちに活気が出てくる

・深川市でも今年7月から中学生までの医療費窓口負担ゼロとするほか、子ども子育て支援を充実させ、安心して生活が出来る環境を目指している

・医療の充実、教育の充実など、子ども達が安心して暮らして行ける地域をみんなで築いて行きましょう

 

 などの話をさせていただきました。

 市内の人口が減少し続けているとはいえ、まだまだメーデーには多くの労働者が集まっています。

 終了後は、大半の方が、商店街振興に繰り出しましたので、まちの活性化にも一役買ったのではないでしょうか?