自治労北海道本部政治フォーラム

 4日、札幌市ホテルポールスター札幌で、『自治労北海道本部政治フォーラム』総会、講演会、交流会が行われました。

 

 私もこの会の幹事を担わさせていただいており、定期総会では会員87名の内31名が参加する中、昨年度の活動報告、会計報告などが行われ、新年度の活動方針・計画、予算案が承認され、函館市選出の高橋亨道議が新会長に就任され新体制が確定し、私も引き続き幹事として会の運営を担うこととなりました。

 

 総会に引き続き講演会が行われ、元栗山町議会事務局長の中尾修氏(東京財団研究員、早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員)から、『いま地方銀に求められる姿とは~第30次地方制度調査会最終報告書より~』と題した講演をいただきました。

 

講演では、

・地方自治法では、議会があり、首長があり、議会が先にあるのだが、日本の自治体の首長権限は世界的に見ても強大なもの

・二元代表制の下その力のバランスが必要で、与党・野党の争いではなく、首長・議会の闘いが必要

・日本の投票率の低さは深刻、東京周辺では30%前後という低さは議員の存在意義が問われる

・北欧では90%を超える

・特別会計に社会の問題が色濃く表れることから、特別会計の決算審査をもっと突き詰めて行うべきではないか?

 

など、示唆に富む講演をいただきました。

 

 終了後は交流会で、日頃の近況などを互いに報告し合うことも出来ました。