8月です

 暑い夏となっており、早くも8月です。

 

 7月31日、『公立高校学校配置計画地域別検討協議会(第2回)』が、たきかわ文化センターで開催され、空知北学区の中学校、高校、教育委員会関係者65人が集まり、今後の公立高校配置について協議されました。

 

 この計画は、平成6年度に策定された『新たな高校教育に関する指針』に基づき、中卒者の増減に適切に対応する・・となっていますが、既にこれまでも記載しているとおりですが、言い換えれば

 

・中卒者の減少に合わせ

・地域ごとのクラス数を減らし

・クラス数も4を切ったら、その自治体内で統合を検討し

・さらに2を切ったら再編整備を検討する

・1クラス人数はあくまで40人学級

 

というものです。

 

 平成6年と言えば既に20年前、教育環境が大きく変化していると言っている教育委員会自身が、20年も前に策定した基準のまま、ひたすら少子化に合わせて地域から学校を無くしていることはどうなのか?と思います。

 

 くしくも、国の方から北海道の少子化対策に苦言を呈されているようですが、まさに教育環境については、少人数学級の実現や教職員の充実など、支出も伴いますが効果が明らかな対策をとっていない状況です。

 

 1クラスの人数は全国統一基準で国が決定し、教員配置はじめ学校に関する予算を決定づけていますが、これに風穴を開けるためにも北海道が率先して過疎地域での小中高校の少人数学級の実現をしていくべきではないでしょうか!