18日、アートホール東洲館において、『平和のつどい』が行われました。
深川市平和運動推進協議会と深川市が主催し、市教育委員会と東洲館の後援で行われ、市民の皆さんおよそ100名が集いました。
協議会の前田英治会長、坂本光央副市長からのあいさつの後、7月に『長崎平和祈念式典と青少年ピースフォーラム』に参加した、一已中学校3年のお二人から参加報告があり、
宮田さん、渋谷さんから、長崎市に行って、11時2分で止まった時計や浦上天主堂で、被爆したキリスト像やマリア像を実際に見たり、被爆者代表の話や、合唱を聴いて心が揺さぶられた。
今、集団的自衛権の行使で日本が戦争をする可能性が高くなっているが、戦争の恐ろしさ、平和の尊さを感じ、小さくても一人ひとりが行動を起こす大切さを感じた。
などの貴重な報告を受けました。
その後、アートホール東洲館館長の渡辺貞之氏から『戦後の深川の様子』の演題で、深川市で生まれ育った戦中戦後の実体験の講演があり、74歳になった今、戦争の悲惨さと平和を子ども達に語り継いでいく必要を訴えられました。
戦前は警察以外に、産業報国会という組織があり、朝鮮人の労役や、徴兵の任務、徴兵から逃れようとする国民の逮捕などの任務を行っていた。
向こう三軒両隣は戦前は監視機能として徹底され、反戦行動や徴兵逃れを通報しなければその家ではなく周りの家が処罰された。
とにかく食料が無くひもじい思いをしていたが、原因は農家の働き手が徴兵で戦地に行き、食料を生産できなかった。
安倍首相は国のために犠牲になられた・・・と言うが、
国民のために国があるもので、国のために国民に犠牲を強いるのは、意味が違うのではないか?
今こそ平和の大切さを訴えて行く時だ。
などを実体験を通してわかりやすくお話しいただきました。
戦後最大の危機とされる日本国憲法と国民の平和に対し、一人ひとりが声をあげて行かなければなりません。
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