『きたそランチ」落成式

 31日、北空知圏学校給食センター『きたそランチ』落成式が挙行されました。

 この施設は、深川市、妹背牛町、北竜町、秩父別町、沼田町の1市4町の小中学生に学校給食を供給するため、これまでの、深川市給食センターと沼田町にある北空知給食センターを統合して建設されたもので、鉄骨造2階建て、延べ1,745㎡の規模で、一日2,200食の調理能力があります。

 元の施設の耐震化や、老朽化による建替えの必要に迫られたものと、管内の児童生徒数の減少により単独で建設した時のコストアップの問題を解消すべく、平成24年5月22日に沼田・秩父別・北竜の各町長さんが山下市長に共同調理の要請を行ったことが始まりと、山下組合長のあいさつで述べられました。

 深川市の学校給食センターも市の合併間もない昭和40年頃に建設された施設で、現在の調理施設の基準には到底及ばないところで、建替えの時期に来ていたものです。


 新しい施設は、最新の調理施設を完備し、これまで外注していた米飯も自前の連続炊飯システムでガス窯で炊かれ、お米もJAきたそらちとJAきたいぶきから精米後直接納品され、さらに今後毎年、2か月分の4,800kgが寄付されることとなっており、地域の新たな関係作りと子ども達への支援が始まります。


 テープカット、式典終了後に施設見学を行った後、給食の試食会も行われ、子ども達の人気メニューの一つ『ビビンバ丼』にワカメスープ、餃子、杏仁豆腐とミカンのデザートという献立が振る舞われ、参加者全員でいただきましたが、中学生の量という事でボリューム満点でとても美味くいただきました。


 4月6日からは早速子ども達にも給食が提供されますが、地域の子ども達のため、食育推進のため、関係者の皆さんのご活躍を期待いたします。