9月も終りに

 月日の流れが速く感じますが、9月も今日で最終日です。

 昨日、旭岳はじめ道内の高山で初雪が観測され、朝晩の冷え込みも一層進んで来ています。

 今年も残り3カ月になりますが、季節は秋を過ぎ冬の到来を感じさせます。

 全国的に気候が不安定な状況が続いていますが、北海道もここ数日陽射しがあったかと思うと、急に辺りが真っ暗になり、土砂降り、落雷、強風、陣旋風など、傘を差しても役に立たないような天候が続いています。

 秋の収穫期を迎えて、豊作に期待を込めて作業を進める農家の皆さんにとって、気を揉む日々が続きますが、金曜日辺りには台風崩れの低気圧が巨大に発達して日本全土を覆う予報もあり、災害予防と天候の回復を祈るばかりです。


 今年の9月はシルバーウイークという5連休がありましたが、この連休を意識した安保関連法案の採決をめぐる、憲政史上例のない一連の経過、安倍政治の異常さが明白になったことで、忘れてはならない1ヶ月となりました。


 アベノミクスの失敗が明らかになりつつある中、新3本の矢など、聞くに堪えない内容ですが、安倍政権の経済対策の頼りの綱とも言える株価も連日の暴落により、100兆円の資産が吹っ飛んだとも言われ、この中には日本国民の年金基金も含まれています。

 安倍首相はこのことをどのように国民に説明するのか?

 またまた、考え方の違い、レッテル貼と強弁するのか、注目しなければなりません。

 また、アトランタで始まるTPP交渉も、これまでと違うルールを遮二無二持ち込もうとしている日本政府に異常さを感じざるを得ません。