空知高等学校バレーボール秋季大会

 13日、月形町総合体育館で『空知高等学校バレーボール秋季大会』が開かれ、子ども達の応援に行って来ました。

 空知管内高校から、男子6チーム、女子11チームが参加した大会で、結果は深川西高校は男女とも準優勝と、好成績を収めましたが、選手たちは優勝を逃した悔しさに涙を抑えられない者たちもいて、こうした体験が次の成長につながると観ている方も感動させられます。

 今のチームが来年の高体連に向けての母体となりますが、男子はどのチームも可能性があり、逆にいつ足元をすくわれるかわからない状況で、これから冬のトレーニングでどれだけ力をつけられるかが勝負どころです。


 今年もスポーツで、ラグビーが大きく注目され、新たにオリンピック種目に採用される7人制ラグビーで、男女とも出場権を獲得するなど非常に関心が高まっています。

 しかし、少子化の中どの競技においても、子どもの競技人口の減少でチームの存続すら危うい状況が続いており、バレーボールでもチームの存続が危ぶまれる学校が出てきます。

 日本の学校単位でのスポーツ・芸術活動の取組みは、子ども達の成長はもちろん、学校の魅力づくりや特長作りに寄与してきましたが、これだけ少子化と人口密集地と過疎地の差が拡大している現代の状況では、このまま進んでしまえば地方からどんどん子ども達の活動が困難となります。


 何としても少子化を食い止め、今いる子ども達に対しては地域による格差を少しでも縮める対策が必要です。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向ける行動の中で、こうした対策を打っていくのは、私達大人の責任であり、出来る事を地道にやっていかねばなりません。