雪もひと段落

 北日本や北海道の道東や道北地方に大雪をもたらした低気圧もようやく東方海上に移動しました。

 低気圧の動きが極めて遅かったため、大量の雪が長時間にわたって降り続いた地域では、車が完全に埋まったり、玄関ドアが開けられず外に出られなくなる状態の家も出るほどだったとの報道がありますが、深川市辺りでは、日曜日以降の積雪はほとんど無く、昨日21日の夕方から降った雪が5cm程積もっただけで済む結果となりました。

 昨年もそうでしたが、低気圧の中心の位置により風向きが違い、西風が吹かない時には空知地方の雪は少ないことがわかります。

 明日以降、西日本にも大雪をもたらすという予報もありますので、その低気圧が今度は北上するようなことがあれば、深川でも大雪になることが予想されますのでくれぐれも用心したいと思います。

 

 国会では究極のバラマキと言っていい、低所得者1100万人に3万円を参議院選挙前に配る3600億円を含む、2015年度の補正予算が成立する中、甘利大臣の政治とカネの問題が浮上し、今日から始まる2016年度予算審議に大きな影響が出る事が取りざたされています。

 甘利大臣と言えばTPP交渉を一環として担って来た責任者で、今国会はまさにTPP批准への説明責任が問われる国会で、甘利大臣がその全てを掌握していると言って誤りない重要な立場です。

 その総責任者のカネの問題は今国会の政権運営にとって大きな打撃となるかも知れません。

 さらに、今回の問題は大臣1人ではなく国土交通省にも波及する問題であり、疑惑の究明、説明が強く求められます。

 

 また、株価も年明けから下落が続いており、昨年末19,000円台だった株価も、昨日までに3,000円もの下落で、16,000円を割り込むところまで来ており、『安倍政権は株価連動内閣』と言って、官製相場とも言わる程、円安・株高を政策に掲げて来た安倍政権・アベノミクスの真価が問われる状況です。

 

 一方自治体では、マイナンバーカードの交付が始まっていますが、日常には自治体窓口業務をしていない国や委託業者の手で作った交付カードやシステムの不備、さらにそもそもの準備期間不足や周知不足などを抱えたままでの見切り発車により、市町村窓口では交付端末のシステムダウンはじめ各種問題により、カード発行が滞っている状況もあり、この対応についても国の責任が問われます。