5月も終ります

 5月も終りますが、通常国会も明日の最終日を控えて、本日野党4党が内閣不信任案を提出し直ちに採決される運びです。

 安倍総理は、来年4月からの消費増税を2年半延期し2019年10月から増税する法案を参議院選挙後の臨時国会に提出する意向を与党、政府内で固めています。

 

 1年半前の解散総選挙で安倍総理は、アベノミクスと消費増税の延期で信を問うとし、2年半後には必ずアベノミクスで経済を立て直し、消費増税を行うと言い切りました。

 

 アベノミクスとは格差の拡大を容認する政策ですから、結果としてこの3年半の間に、雇用は増えたがそれ以上に非正規雇用が増加し、富める者とそうでないもの、都市部と地方など、あらゆるものの格差が拡大し、地方に住む私たちにとって、消費増税、円安、物価高が日々の生活を極めて厳しいものにしています。

 

 また、安倍政権の強引な手法や、説明すると言いながら国会も開かないことや、閣僚の放送停止発言など、マスメディア自身の政権へのすり寄り、忖度の姿勢は、まさに民主主義の危機と言えます。

 

 7月10日には参議院議員選挙が予定されていますが、何としても今の安倍一強の状況を変えて行かなければなりません。