東京では、舛添知事が21日付けの辞職届を議長に提出し、東京都議会は全会一致で辞職に同意しました。
この間、一連の舛添氏の姿勢、都議会の対応、連日の報道については敢えて申しませんが、間もなく10年前の出来事となる深川市で起きた、市長の官製談合事件とその一連の経過の記憶がよみがえります。
2006年11月24日夜に関係者の事情聴取に始まった事件は、深川市の庁舎が何度もニュースに流れる事態となり、12月の第4回定例会は市長により招集がかけられ、1週間前の28日に議会運営委員会、12月5日に定例会が開会し、入札等調査特別委員会の設置、すぐさま午後からの特別委員会、翌6日には市長への辞職勧告決議が可決され、さらに翌7日に市長から辞職願が提出され、市議会で同意となったものです。
そんな記憶も間もなく10年になると思うと、月日の流れは本当に早いものです。
当時も、市長は当然問題だが、議会は、議員は何をしていた!何をしている!
という批判、ご指摘が多くの方から、マスコミから寄せられました。
今の東京都の報道を見るにつれ、聞くにつれ、当時の事が思い出されます。
深川市政最悪の事件とされ、大きなマイナスからの再スタートとなった市政で、現市長が果たしてきた役割は極めて大きく、また、議会もこのことを教訓に、議会のチェック機能をしっかりと果たしてきたところです。
あれから、10年・・・
当時の議場でのやり取りを知る議員も現在3名を残すのみ・・・
行政と両輪と言われる議会が果たす役割、議員の使命を、自分自身も今一度考えなければなりません。
今日から24日までの市議会定例会ですが、今日は午後から本会議です。
皆さんの傍聴もお願いします。
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