深川市には国史跡の指定を受けた遺跡があります。
音江環状列石(ストーンサークル)がそれですが、国史跡指定60周年事業が、13日生きがい文化センターで行われました。
音江環状列石は市のHPによると
以下引用・・・
国指定
石が環状に並んでいて、その中を小石で敷き詰めたり、中央に石が立てられたものがあります。
この遺跡からは、土器片や飾玉、弓などが出土しています。かつては、祭跡かチャシ(とりで)ではないかと想像されていましたが、現在、縄文時代の墓であると結論づけされています。
場所は稲見山の山頂にあります。
- 場所 深川市音江町字向陽171番地1
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交通手段
- 空知中央バス稲見山入口下車徒歩10分
- 道央自動車道深川インターチェンジから10分
引用終り・・・
国道12号を深川道の駅ライスランドふかがわから、滝川方面に向いおよそ4kmの地点の稲見山入り口から、徒歩で登って10分程の所に、国史跡深川環状列石があります。
60周年記念事業では、北海道北方博物館交流協会の野村崇氏の基調講演、その後のパネルディスカッションが行われ、北海道で3つしかない国史跡である、音江環状列石をどう評価し、どう活用し、まちに文化を広げて行くか討論されました。
また、明治25~26年にその存在が明らかになり研究され、昭和31年12月28日に音江村時代に指定された当時の関係者が、地元の方たちと一緒になって盛り上げていたエピソードなども紹介され、まずは、存在を広く市民の皆さんに知ってもらう、足を運んでもらう、その価値を認識してもらう、子ども達につないで行く、そのために学芸員、地域の人々をはじめ、職員、市民と一緒になって、文化財として、観光資源としてもっともっと活用していくことが重要、との提言がまとめられました。
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