深川市の人口

 深川市のHPに人口統計が掲載されていますが、この年末12月31日現在の年齢別・男女別人口を見てみると、0歳が男43人、女38人、計81人となっています。

 子どもが生まれた後の転入出も若干あるかも知れませんが、2017年中に生まれた子供は81人前後と、これまで数年間続いた120人前後を大きく下回ってしまったことになるのでしょうか?

 人口減少を食い止め、少子化対策に積極的に取り組んでいる深川市としては非常に厳しい状況と考えます。

 今後、昨年大幅に出生数が減少した原因を調査したいと思います。

 

 また、同じく人口統計を見ていると、昨年7月中に男性人口が1万人を割り9千人台になっており、12月末で、男9,937人、女11,295人、計21,232人となっています。

 ちなみに12年前の12月末で、25,742人でしたので、12年間で4,510人もの人が減少していることになります。

 

 また、65歳以上の人口は8,531人で、高齢化率も40.2%と、40%の大台を超えており、この現象は今後も強まっていくのかと思います。

 さらに、全体人口では女性が1,358人多くなっているのに比べ、65歳以上では、1,491人多くなっていて、女性の長寿命化が顕著なことが数字を見ても明らかになります。

 

 市の人口対策としてはすでに各々取り組んではいますが、

 先ずは健康長寿を目指しいつまでも元気で長生きをしていただく。

 そして、若者をはじめ働き世代に働きやすい環境を創り出す。

 さらに、子育てしやすい、保育、教育環境を充実させる。

 これら施策を継続的に取り組みわかりやすく情報発信する。

 

 これまでも一貫して少子化対策の重要性を訴えてきましたが、今後さらに提起して行きます。