27日国会では佐川前理財局長の証人喚問が行われました。
最大のテーマである、決裁文書の改ざんについては、全く答えずの姿勢。
但し、安倍首相、昭恵夫人、麻生大臣、官邸の関与だけは明確に否定するという、異常な証言。
質問の側も、自公与党の質問は全く意味のない内容ばかりで、疑惑の隠ぺいとしか捉えられないような質疑。
野党はと言えば、分裂の影響でバラバラに同じことを聞き返す状況で、むしろ、参議院では共産党の小池氏、衆議院では立憲民主党の逢坂氏に質疑時間を集中させるような戦術が必要だったと思います。
いずれにしても、公文書改ざんというあってはならない犯罪行為はもちろんの事、改ざんをしなければならないような、土地の貸付、8億円の値引きがあった土地の売買経過が、何の問題も無かったかのような論調になっていることが、安倍首相の思惑通りにしてはいけないものです。
今日の参議員の審議で、2018年度予算も成立してしまいますが、何を言っても何をやっても無駄だ!と、思わせようとする現政権に、市民が声をあげなければならない事に、背筋が凍る思いです。