19日、10時から議会が始まり、松原議員の後、10時55分から私の一般質問を行いました。
先日の通告に従い、1問目の『深川市保育所等整備に関する基本方針について』では、
・市立の保育所を建設するのに、将来の就学前児童の人口予測もせずに、保育所定数を定めることは問題があるのでは?
来年策定するであろう『深川市子ども子育て支援始業計画』を前倒ししてせめて、5年間、出来れば10年間の市内全体の保育需要を見極めて、定数を決めるべきでは?
と、市長に提言しましたが、市長は
・現在の子どもの受け入れ需要として必要だから、将来予測はせずに今必要な人数で建設する。
との一点張りでした。
人口減少、少子化の加速、などなど多くの環境変化がある中で、市長及び市の姿勢には、一度決めてしまったことの不備を認めようとしない姿勢が明らかになっています。
また、昨年諮問した、『深川市子ども子育て審議会』では説明していなかった、公私連携型保育所の運営委託する団体を、市が100%出資するNPO法人とする考えも示され、審議会への諮問、答申の前提条件が崩れているのでは?
と質しましたが、
これから丁寧に説明し理解をいただく
との答弁・・・
とにかく、深川保育所、一已保育所2園の統合、建替え、民営化に突っ走る姿が浮き彫りになりました。
市にとって、国全体に関わる最重要課題の筆頭と言える、子ども子育て支援に対する説明責任を果たさなければならないと考えますが、残念ながら市長は聞く耳持たずの印象を深める結果となりました。
しかし、今回の答弁はそれとして、市としては徹底した現状分析を行った上で将来推計に基く、深川市の子育て保育ビジョンを早期に作って行くべきです。