北海道建築士会北空知支部通常総会

 24日、プラザホテル板倉で『北海道建築士会北空知支部通常総会』及び新年交礼会が行われました。

 北空知1市6町(深川市・雨竜町・北竜町・妹背牛町・秩父別町・沼田町・幌加内町)のエリアで、1級建築士・2級建築士・木造建築士の有資格者の正会員61名と、その資格を目指す方の準会員5名、協賛事業者の賛助会員26者で構成される北空知支部は、人口規模の割には正会員も多い支部となっています。

 

 全国的、全道的に有資格者が高齢化し減少傾向にある中で、建築士法の改正で建築士試験受験資格の見直しも早ければ2020年から施行されますが、現状のおよそ8%という低い合格率では新たに資格を得て建築士を増加させるまでには至らないため、建築士も含め技術者不足の状況を改善させるのは大変な状況です。。

 

 今総会で、これまで2年間支部長を務められた岩淵支部長が退任され、私が副支部長から支部長に就任することとなりました。

 就任のあいさつをさせていただき、建築士の究極の任務はまちづくりで、私自身現在は技術的な現場にはいませんが、安全安心のまちづくり実現に向け皆さんと力を合わせて行きたい、と述べさせていただきました。

 

 総会終了後の新年交礼会では、主催者として、建築士という技術屋集団が設計管理をしますが、現場でそれを実際に作るのは職人の皆さんであり、賛助会員の皆さんのご協力なしには成り立ちません。皆さんと一緒になって地域住民の安全安心のまちづくりを進めて行きましょう、とあいさつさせていただきました。

 

 宴の乾杯は長野深川市議会議長に音頭をとっていただき、山下市長が別用務で宴の途中からお越しいただきごあいさつを受け、須見深川地区消防組合消防長の3本締めで閉じられました。