4日からの九州の豪雨災害による被害が広がっています。
今朝までに、亡くなられた方が49名にもなっており、心からのご冥福をお祈りいたします。また、行方不明の方が11名となっており、まだまだ雨が降りつつく中とのことですが一刻も早い救出を願います。
さらに、孤立している集落や停電世帯も数多くあり、被害の全容が掴めないとのことで、被災者の状況が心配です。
近年の大雨による災害が起こるたびに、ダム論争の話題が取り上げられます。
特に民主党政権時代の脱ダム宣言がとりあげられますが、ダムの計画から完成までには最低でも20年はかかるもので、10年前に論争になっていたことを今この時に取り上げることの違和感を感じます。
それよりも、地球規模でこれまでに経験していないような自然の猛威、「数十年に一度の」とか、「百年に一度の」とか起きる可能性の災害が、連続して起きていることの対応を、国を超えて考えなければいけません。
新型コロナウイルス感染症も、決して一国だけで解決できるものではないことを知らされました。
九州、四国、東海などで災害をもたらしている豪雨は、今回北海道には影響が無いとされていますが、何よりも人命を守る行動の大切さを心がけていかなければなりません。