市議会定例会が終りました

 8日から始まった第3回市議会定例会は27日に最終日を迎え、市長提出事件、市議会としての意見書案、陳情審査など全ての案件が議決、認定されました。

 

 令和3年度一般会計の決算は、歳入歳出差引き4億6千5百万円の剰余を生じ、翌年度へ繰越すべき財源を除く実質収支額は4億4千百万円の剰余となり、前年 度実質収支額2億5千9百万円を差し引いた単年度収支は、1億8千6百万円の剰余となりました。

 また、特別会計の決算は、歳入歳出差引8千百万円の剰余を生じましたが、前年度実質収支額1億5百万円 を差し引いた単年度収支では、2千4百万円の不足とりました。

 さらに、企業会計では水道事業が5千8百万円の損益、病院事業が4億7千6百万円の収益となりました。

 加えて、一般会計では基金積立金として6億円諸支出金より歳出しているた現実的に8億円近い剰余となっていますので、後年度への貯えとすることも一理ありますが、コロナ等で疲弊した市民生活への予算活用がもっと出来たのではないか?ということも課題として挙げる必要があると考えます。

 私が議員になってから20年目、職員時代を含めて40年となりますが、知りうる限りでは市立病院の黒字化も含めて実質的には最大の剰余のあった決算になったものと認識します。

 

 また、今定例会には庁舎建設工事の工事費について、急激な物価高に対応するための契約額の増額も議案として提案されました。

 

 今年で3年目となるコロナ禍の影響が今後どのように推移していくのか?

 際限を知らない急激な円安と物価高の影響は市民生活に大きな影響を与えていますが、市行政に関わる予算執行においても、今後さらなる影響が懸念されます。